【注文住宅】ガレージの床仕上げ4選と素材ごとのメリットとデメリットを解説

注文住宅

今回は、「【注文住宅】ガレージの床仕上げ4選と素材ごとのメリットとデメリットを解説」についてお話したいと思います。

 皆さんは、こだわりの家を建てられる時、外観も大事にしたいですよね?

その時庭や車のガレージをどうしたらよいかな?と悩まれる方も多いかと思います。

しかし、ガレージの床仕上げという情報はあまりないので、深く考えずに選択してしまうと後で管理が大変だったり、すぐに使用できないなど実際に使用する時や完成後に後悔してしまいます。

今回は失敗しないガレージの床仕上げについて、それぞれの素材ごとのメリットとデメリットを解説していきます。

ガレージの床の仕上げ方についてどれを選択すれば良いのか悩まれている方や興味がある方はぜひ参考にしてください。

それではいってみましょう!

アスファルト

道路に使用されている物と同じで、店舗などの広い駐車場で使用される事が多いです。

住宅用で車3台分くらいでしたら場合によってはコンクリートの費用とあまり変わらなくなり、広ければ広いほど割安になります。

店舗などの駐車場で50坪から60坪の面積になりますとコンクリートより安く工事をすることができます。

デメリットは何年も使用すると水はけが悪くなり水溜りができる事や、ひび割れや欠けることがあり、

暑くなるとタイヤの轍ができてへこみができる可能性があり

15年から30年前後の使用期間になりますので、住宅用に使用する場合は少ないです。

コンクリート

住宅の駐車場で多い方法で、外構全般や玄関アプローチや家の基礎工事など、駐車場以外でも幅広く使用される仕上げ方になります。

強度がありますし、表面処理がある程度自由にできますので自分の好みに合わせた仕上げ方を選ぶ事ができます。

この仕上げ方は通常、表面を平らに仕上げる金ごて仕上げが多いですが、洗い出しという、

コンクリートが乾く前に水で表面を洗い流し中の砂利を浮かび上がらせる仕上げや、

刷毛で模様をつくりざらざらの表面にする刷毛引き仕上げなど、黒い汚れがついてしまうタイヤ跡を目立たないようにしたり、雨が降っても滑りにくくする工法が選択する事ができます。

駐車場全てコンクリートで覆う方法もありますが、部分的に石やレンガを貼ったり、スタンプコンクリートでオシャレな模様をつけたり、

車のタイヤ部分だけをコンクリートにしてあとは人工芝や採石で仕上げるなど、工夫次第でオリジナルな仕上げ方を選ぶことができます。

大まかな費用で言いますと、車1台分が5坪くらい必要とすると約20万円で車3台分で約60万円で形やデザインの内容にもよりますが工期は1週間くらいで、

コンクリートが固まるのが1週間くらいかかるので完成までの日数がかかります。

耐久性は一度施工したら30年から50年は持ちますので、長持ちします。

ドライテック

こちらは浸水性の高いコンクリートで、高い強度を持ち、材料自体に穴が無数にあり水を通しやすくなるので水はけが良いのが特徴で、

コンクリートの良い面を持ちながら弱点をカバーしてある素材です。

雨が降った際には道路や庭に流れず、ドライテックに浸透して地面に流れていくので駐車場を作る時、

水溜りの配慮をしなくてもよくなるので、自由に設計する事ができます。

また、ある程度素材自体が水分を保てるので、夏のコンクリートの照り返しの暑さを和らげることができますし、

色もダークグレー、ライトブラウン、ホワイトと選択することができるので建物のイメージに合わせて色を選べます。

デメリットは穴に土やゴミがつまりやすく、詰まると浸水性能が落ちてしまうので、

定期的に掃除機で吸ったり高圧洗浄で土を洗い流す必要があります。

また、通常のコンクリートと比較すると施工が難しく、角がかけやすいので、ドライテックを依頼する場合は扱いに十分慣れた業者さんを選ぶことが大切です。

費用に関しては、素材自体はコンクリートより少し高くなりますが、

ワイヤーメッシュというコンクリートの仕上げに必要だった工程がいらなくなり、トータルではそんなに変わらなくなります。

車3台分ですと、約60万円くらいで、乾くまでの養生期間がほとんどいらないので、

施工期間と養生期間合わせて1週間くらいで駐車できるようになります。

寿命は30年から50年くらいでこちらも長持ちします。

砕石敷き

住宅の駐車場ではコンクリートと共に多い方法になります。

こちらの仕上げのメリットはコストが抑えられることで、大まかな費用は車3台分で約20万円でコンクリートより1/3で施工できて養生期間もいらないので3日くらいの工期ですみます。

砕石は水はけがよく、雨が降っても地面に浸透しますし、また、後から水栓を取り付けたいなどの変更があった場合でも、

解体費用をかけず砕石を移動させて配管工事ができるので柔軟な対応をすることができます。

デメリットは道路側に砕石がこぼれてしまうので戻したり、補充する必要もあって、雑草処理も必要になってきます。

また、コンクリートのように固めていないので、轍ができます。

コスト面は良いですし、暮らしの変化に対応できますが掃除などの手間がかかるので注意が必要です。

工務店さんによっては、無料でプランを作成してくれて、資金計画を出してくれるところもあります。

いちど、今回の内容を意識してプラン作成をされる事をオススメします。

ただし営業マンが設計したり、社員が設計する場合がありますので、

できれば設計家とコラボしていて、提案力が高い工務店さんをオススメします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました