注文住宅で成功するための住宅展示場・モデルハウスの活用方法4選

注文住宅

今回は、「新築住宅で成功するための住宅展示場・モデルハウスの活用方法4選」をお話したいと思います。

マイホームの購入を検討している方にとって、住宅展示場やモデルハウスなどは、一度は訪れてみたい場所のひとつです。

特に、注文住宅を建てたいと考えている方にとっては、何度も足を運ぶ場所になることでしょう。

しかし、「マイホームは一生に一度の買い物」と言われるように、いざ、住宅展示場を訪れると、さまざまな物件に目移りしてしまったり、逆に慎重になりすぎてどれにも決められず、満足に回れなかったりといった結果になることもあります。

そこで、今回は、住宅展示場・モデルハウスの見方のポイントやコツについてお伝えします。

それでは、いってみましょう!

住宅展示場にある会社はどんな種類がある?

ハウスメーカー、フランチャイズ(FC)、工務店の3つのタイプがあります。どのタイプに属する会社なのかによって、施工やアフターメンテナンスの体制が異なります。

ハウスメーカーで家を建てる場合は、営業から、設計、施工、アフターメンテナンスといった具合に、家づくりの段階に応じて担当者が変わっていきます。また、転勤が多いので、そのつど担当が変ります。

工務店の場合は規模にもよりますが、1人か2人のスタッフが全工程を担当することが多いものです。

工務店は地域密着で営業しているため、建築後も自分の家の担当者が会社に在籍しているケースが多いです。

そして、ハウスメーカーと工務店の両方の要素を持っているのがFC(フランチャイズ)制をとっている会社。FCシステムの加盟店である工務店が、施工やアフターメンテナンスを担当しますが、商品開発や部材の仕入れなどはFCの本部が行います。

3つの会社タイプに特徴などの違いはある?

工法・構造、断熱についても、採用している断熱材や施工方法、開口部の仕様などが住宅メーカーによって違います。耐震・耐久・断熱性などは、住宅の基本性能に大きく関わることなので、どのようになっているのか、必ず質問してください。

住宅展示場やモデルハウスって見に行くだけじゃダメなの?

まず、前提として、住宅展示場の家は、その会社が通常建てている住宅と大きく違うことが多いからです。

通常建ててる大きさと違うとはどういう事か?

住宅展示場の家の大きさ、実際建てる家の大きさは30~40坪ですが、住宅展示場の大きさは60坪~100坪ぐらいがあり、現実とはかけ離れている

面積が大きいと外観など立派に見えますし、リビングも広く、小物などによって生活感を出さないように工夫され、デザインが際立つようになっています。

また、注文住宅にはその会社の標準仕様にオプションを組み合わせるのですが、展示場の建物はオプションだらけになっている事がおおいです。

だから、住宅展示場だけを見て、その会社の家を判断するのは難しいと思います。そこで、住宅展示場やモデルハウスの見方や活用方法を説明します。

いつ見学してもいいの?おすすめの時間帯や曜日は?

土日は、お子様向けのショーなどが開催され、さらに住宅展示場への来場者が多く、大変混み合います。

特に、土日の13時~15時は、イベントなどの有無にかかわらず最も人出が多いです。

この場合、営業マンより、来場者が多くなりがちですので、営業担当がつかず、ゆっくり見て回りたいという方はこの時間をおすすめします。

しかし、ガッツリ営業マンから説明を受けたい場合は、土日を外すようにすれば、来場者もすくなくじっくり説明を受ける事が可能です。

一日に何件回ればいいの?

これは皆さんの体力や説明の有無、その日にどこまで話を進めるかにもよると思いますが、がんばっても3件程度だと思います。

初めて行く場合は、インターネットを活用してあらかじめ、見たい展示場をピックアップしておくことをオススメします。

また、聞きたい事をメモしておけば、効率よく回れると思います。

また、初めて行く場合は情報集めですので、営業マンから頭金は?予算は?と聞かれると思いますが、今回はカタログをもらう、家づくりの進め方、大体の価格帯などを聞くといった程度にして下さい。

営業マンは大切?

営業マンとの相性はとても大切です!本来は社長と話ができれば一番いいのですが、展示場は全国展開しているハウスメーカーが大半で、そこの社長を話をする事はまずできません。したがって、営業マンが大切になってきます。

家づくりは、設計から完成、引き渡しまで長期間に渡るものです。

場合によっては。1年以上かかることもあります。

雑談などを交えながら、その営業担当者が、こちらがどのような要望を持っているのかを理解し、理想を形にしてくれようとしているかをチェックしましょう。

家づくりには、幅広い知識が求められます。時には厳しく、的確にアドバイスをしてくれる担当者かどうかを自分の目で判断することが大事だと言えるでしょう。

営業マンの話は他の動画でもお話していますので、そちらをチェックしてください!

展示場に行くと、営業マンにしつこく営業されそうな感じがするけど?

今週中でしたら、今月中でしたら〇〇万円値引きできます!」などと契約を迫られそうになったら、もちろんそこの会社が気に入っていて値引きが優先条件でしたらそこで決めていただいても大丈夫ですが、そうでなく、焦らずじっくり検討したい場合は「相見積もりをとっていますので」と言って時間をとって下さい。

営業マンで具体的に確認する内容はあるのか?

確かめておきたい項目で、住宅メーカーに関することは、営業担当者の対応です。

これは、まさに住宅展示場で対応してくれた営業担当者の態度や資質をみようということです。複数のモデルハウスをまわってみるとよくわかることですが、会社によって、営業担当者の教育レベルや営業トークに違いや特徴があります。

住宅選びというより、担当営業選びといった方がいいかもしれません。

建てた後が心配だけど大丈夫?

建築後の定期点検の内容のほか、時期と回数、有料の点検と無料のタイミング、アフターメンテナンスはどこ(施工と同じ会社が行うか、子会社や関連会社が行うか)が担当するかといった基本的な情報は、ホームページやパンフレットでもわかりますが、実際に営業担当者に聞いて、確かめておきましょう。

住宅展示場、モデルハウスの別の使い方もあるのですか?


プランの参考にする
LDK〇畳とか、窓の幅〇メートルと言ってもあまりピンとこないと思います。そんな時に展示場などを利用すれば、空間の広さなどイメージをつけるのに役にたちます。また、色使いも参考になるので、どんな色のクロス、床、扉などをどのように、組み合わせてるのか見て下さい。

吹き抜けの参考する
吹抜けの人気が案外高く、ほとんどのモデルハウスに吹抜けがあるので、メリット・デメリットを知るよい機会です。吹抜けの大きさや光の入り方を確認したり、気配や音が上下階にどの程度伝わるのかなどを考えながら見学するとよいでしょう。

動線の参考にする
水まわりの動線、玄関から居室への動線など、実際の生活を想像しながらモデルハウスを動き回ってみます。自分の家ではどんな動線になっていると使いやすいのか、プランニングの際の参考にしてください。

仕様の参考(高気密・高断熱を実際に体感)
暖かい・涼しいは話だけでは、わかりません。そこで、ZEHだったり、高気密・高断熱のモデルハウスを自ら体感してみて下さい、ただその使用が、展示場仕様だと自分の家にその仕様を取入れる事が出来ないので、標準仕様にその仕様があるのか必ず確認してください。

まとめ

住宅メーカー選びの初期段階と、メーカーを絞ってからプランニングの参考にすることを前提として見学するのでは、見るべきポイントが異なります。段階に応じて、見学の目的を決め、時間に余裕をもって展示場へ出かけるようにすれば、無駄を省けるのでお勧めです。

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