【注文住宅】ダウンライトのメリット・デメリット3選
これから注文住宅を建てようとお考えの方は照明の設置をご検討されている方も多いかと思います。
スッキリしたオシャレなリビングで家族で団欒したり、
友人を呼んだりする際に部屋の照明で雰囲気はガラッと変わりますし、選択するのに大変重要なポイントです。
そこで見た目がオシャレで掃除が簡単なダウンライトを選択される方は多くいらっしゃいます。
しかし実際にダウンライトを設置して後悔している方が結構います。一体どのような事で後悔しているのでしょうか?
今回はダウンライトを設置する際にどのようなデメリットがあるのか解説していきたいと思います。
そしてどのような照明にしたら良いのかも合わせて紹介していきます。
ダウンライトを設置しようか考えている方はぜひ参考にしてください。
それではいってみましょう!
ダウンライトのメリット
掃除が楽
ダウンライトは天井に埋め込んでいる為、ホコリが溜まらないので掃除の必要がありません。
台に上って掃除をしなくても良いので、年をとってから掃除をする時に怪我をする可能性を減らす事ができます。
また、地震の時に落下する恐れがないので安心です。
あとは、シーリングライトの場合ですと中に虫の死骸が入っているので掃除が大変ですが、
ダウンライトはそういった手間もなくなります。
開放感
天井に埋め込まれているのでスッキリして天井が高く感じるし広く見えます。
ペンダントライトやシーリングライトは出っ張りがあるのでダウンライトに比べると圧迫感があります。
また、モダンな家や和風な家、さらに北欧風な家にも雰囲気が合うので使いやすいです。
オシャレにできる
ダウンライトは狭い範囲を照らす集光タイプと広範囲を照らす拡散タイプがあり、
スポットライトのように絵や写真を照らす場合は集光タイプ、
部屋全体を明るくするなら拡散タイプにしてオシャレな空間づくりができます。
ダウンライトのデメリット
初期コストがかかる
ダウンライト自体は1つだけなら安いですが、1つだけだと暗すぎますので3個から4個くらいは必要になります。
さらに、天井をくり抜く作業やダウンライトの本体を埋め込む施工も加わり、1箇所に約2千円追加になります。
住宅会社さんによっては照明器具の費用や設置費用が標準の仕様に含まれている場合がありますが、
照明器具が別途になっている住宅会社さんの場合は、ダウンライトの数が多ければ多いほど、器具代、
設置代の費用がかかりますので予算を考えて、必要なところやこだわりのある場所に設置するようにしましょう。
維持コストがかかる
ペンダントライトやシーリングライトは電気交換のタイミングでお客様自身が簡単に交換できますが、
ダウンライトの場合ですと天井に器具が固定されており、
配線を触らなくてはならないので、一般の方が交換すると感電や漏電火災の心配があり、
電気工事士の資格を持っている人ではないと交換できません。
業者に依頼すると1箇所につき約1万円程かかり、
交換場所が多ければ多いほどコストがかかるのでご自分でやろうとされる方も見えますが、
大変危険ですし、法律で罰せられます。
中には、電球を交換できるタイプもあるのですが、一体型と比較すると費用がかかりますし、
ダウンライトのオシャレさがなくなってしまうのであまりおすすめできません。
そして、近頃ではLEDを使用される事が多いので、一日平均8時間、点灯で10年はもつといわれて、
器具本体と共にLED電球も変えられる一体型になっています。
電球の交換に業者を呼ぶ事に抵抗がある方はシーリングライトをおすすめします。
また、オシャレな空間を演出したいが電球の交換はなるべく自分でしたいという方は、天井や壁の一部をへこまして、
蛍光灯を設置すれば自分で交換できますし、デザイン面ではオシャレにできますし、維持費も抑える事ができます。
眩しい
直視しなければ良いですが、例えば、ソファやベッドで寝転がりたい時などに直接光が目に当たってしまい
光を避けなければならなくて、ゆっくりできない事があります。
逆に、手元が影になってしまう場合があるので作業をする時に暗く感じてしまう場合もあり、
ダウンライトは設置場所をよく計画しないと後々、後悔してしまいます。
眩しく感じる時は電球の色をオレンジ色を選んだり、光を調整できる調光タイプもあります。
ダウンライトの種類では、少し暗くなるので、設置する場所と数の計画が必要になりますが、
ユニバーサルタイプの光が直接見えにくいタイプや光の反射を抑えたグレアレスタイプがあるので、
全部の照明は無理だけど、一部分でもダウンライトを使用したい思われたら相談などしていただき、
検討されてはいかがでしょうか?
ダウンライトはオシャレな空間を演出できて、LED電球の使用で交換するのにある程度持ちますし、
以前は明るさを変えられないという不便さがありましたが、最近では調節できるタイプもあります。
こういったメリットもたくさんあり、お客様にもよく採用して頂いていますがよく調べずに採用されてしまうと、
初期費用や維持費がかかるという事が負担になったり、設置する場所をよく計画しておかないと眩しくてゆっくり休めないなどの後悔されてしまうので、
ダウンライトを使用されたい方は、今回伝えさせていただいたデメリットを知っていただき、
デザイン面や予算などを工務店さんに相談されてはいかかでしょうか?
工務店さんによっては、無料でプランを作成してくれて、資金計画を出してくれるところもあります。
いちど、今回の内容を意識してプラン作成をされる事をオススメします
。ただし営業マンが設計したり、社員が設計する場合がありますので、
できれば設計家とコラボしていて、提案力が高い工務店さんをオススメします。
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