今回は、【家を建てる方必見】契約から完成までにかかる期間7ステップを徹底解説していきます。
皆さんのなかには家づくりを依頼したら、予定通り完成すると思っている人がいると思います
しかし作業工程の途中で木材の仕入れが難しくなったなどの理由で完成日までに家が建てられないケースもあります。
今回、なぜ計画通りにならないのか理由と契約から完成までにかかる期間を徹底解説いたします。
家づくりの工程途中では、思いがけないアクシデントが起こる可能性もあります。
そのため余裕をもったスケジュールが必要です。
子どもが小学校に入学するタイミングで入居がしたい!わわ
仕事の移動で忙しくなるため、5月までに完成させ、引っ越したい!
など様々な事情に合わせて家を建てられる方も多くいます。
そこで重要なのはいつ家が完成するのかです。
多くのお客様の家づくりをお手伝いしてきました長年の経験を基に契約から完成にかかる期間と工程が遅れる理由についてお伝えしたいと思います。
ぜひ、これからマイホームを建てる予定の方や検討している方は参考にしてみてください。
それではいってみましょう!
家が完成するまでの流れとは?
マイホームが完成するまでの流れは7つあります。
1、住宅会社選びや土地探しをする。
2、土地の地盤などの調査する。
3、間取りやどんな家にしたいのか打合せ
4、建築確認申請
5、住宅ローン申し込み
6、工事を開始する(着工)
7、完成、マイホームの引き渡し
地域によっては7つの他に、建築許可などの工程が必要になる場合もあります。
住宅会社選びや土地探しをする。
期間は住宅会社選びで1カ月、土地探しで3カ月が目安です。
全国各地には、多くの住宅会社が存在します。
地域密着型の工務店もあれば全国にチェーン店があるハウスメーカーもあります。
それぞれにメリット、デメリットがあります。
工務店は注文住宅が多く、自由に設計できて、お客様の要望に丁寧に対応してくれます。
一方ハウスメーカーは決まった間取りや設備をパッケージとして販売しているため販売価格が抑えられます。
そのため、建てたい家のニーズに合わせて住宅会社選びをしましょう。
また土地選びでは、建てたい家の広さと建ぺい率についても注意しましょう。
また、変形している土地を選んでしまうと駐車スペースが限られたり建物の形が限られたものしかできない場合もあります
なので、家を建てるのに土地選びも、重要なポイントです
土地の地盤などの調査
調査期間は2週間から1カ月程度が目安です。
現地にて土地の大きさや道路との高低差を測り、家を建てる際に法律上、必要な申請がないかを照らし合わせする敷地調査や地盤調査します。
この調査によりマイホーム完成までのスケジュールがほぼ確定します。
造成工事が必要となった場合は、工事期間が増えます。
また、建築許可やの農地転用などの申請がある場合は最低でも3カ月~1年程度期間が増えるケースもあります。
間取りやどんな家にしたいのか打合せ
期間は1カ月ぐらいが目安です。
マイホームの打合せは、別名、建物プランニングと呼ばれています。
注文住宅のいいところでもある自由にカスタマイズできる間取りや外観!
素材や色、キッチンなどの設備、照明などさまざまなことを決めていきます。
この建物プランニングは、お客様の今後の快適な暮らしに繋がる重要な部分です。
時間に余裕を持って取り組むことをおすすめします。
また、第一希望、第二希望と優先順位をつけて、譲れない部分やこだわりたいところを明確にするとスムーズなプランニングになるでしょう。
合わせて私たち住宅会社では、構造や省エネ計算を算出し、耐震等級3やUA値など家の性能を担保するための証拠となるものを出していきます。
建築確認申請
こんな家を建てますが法律上問題がないかという建物確認申請を行政に提出します。
その後、承認が下りれば、その土地に、建物を建てられるようになります。
基本的にはプロの住宅会社が提出するため承認が下りなかったということはありませんが、
まれに細かい法律が変わっていることもあり、指摘が入るケースもあります
そのためスケジュールにゆとりを持って計画されていればいいですが、ゆとりがない場合は一週間程度遅れるケースもあります。
住宅ローン申し込み
住宅ローンの申し込みでは、仮審査と本審査の2つあります。
仮審査は事前審査とも呼ばれ建物プランの打合せぐらいに承認をもらっておくことが理想的です。
本審査は建築確認申請承認後に申し込みするといった流れが一般的になります。
ここで注意点として仮審査に通ったからといって必ずしも本審査に通る保証はありません。
実際のところ、まれに通らない人や借入金額3.500万円に対して3.000万円までしかできないといった減額回答になるケースもあります。
そうなると建物プランニングを見直す時間などが必要なため契約から完成までにかかる日程が大幅に変わってきます。
工事を開始する(着工)
工してから家が完成するまでの期間は3カ月から4カ月が目着安です。
住宅ローンや建築プランニング、申請承認を得て、はじめて家を建てる工事が始まります。
工事をはじめることを着工と呼びます。
基本は、家の土台となる基礎を作る工事から入りますが造成工事や地盤改良工事がある場合はそこからのスタートとなります。
この工事では、施工ミスや発注ミスなどない限り大幅にスケジュールが変わることはありません。
ただ社会情勢の影響により輸入がストップするなどが発生した場合は
建材が手に入らないためやむを得ず工事を中断するケースもあります。
また、住宅会社の経営不振によって各業者への支払いができていない場合は、
職人さんが工事に入らないというケースもあり、そうなると現場全体がストップになることもあります。
そうならないためにも住宅会社を見極めることが重要です
完成、マイホームの引き渡し
無事に着工ができればあとは、住宅ローンの融資が実行される手続きに銀行へ出向いたり、
新しく購入する家財道具や家電商品を購入したり、引っ越し準備する流れになります。
そして、引き渡しです。ここまででトータル10カ月から1年半程度かかります。
引き渡しの際の注意点として、家が図面通りに施工されているか必ず照らし合わせしましょう
ほかにも担当者よりキッチンや浴室などの設備に対する使用説明があります。
このタイミングで隣近所への挨拶回りをしましょう。
挨拶回りは、両隣はもちろん道路を挟んだ前のお家にすることと、
事前に自治会長には挨拶しにいき、自治会の地域全体に挨拶が必要か聞いとくスムーズに行動できます。
まとめ
【家を建てる方必見】契約から完成までの流れは7つです。
1、住宅会社選びや土地探しをする。
2、土地の地盤などの調査する。
3、間取りやどんな家にしたいのか打合せ
4、建築確認申請
5、住宅ローン申し込み
6、工事を開始する(着工)
7、完成、マイホームの引き渡し
契約から完成までにかかる期間は10カ月から1年半が目安です。
この期間はお客様が希望する土地が見つかるのか、住宅会社が見つかるのかなどによって人によっては3年近くかかった人もいます。
あくまでも、一般的な目安になりますのでご注意ください。
これからマイホームを建てようか検討している人や建てたいけど何をしたらいいかわからない人はぜひこのブログを参考にしてみてください。
また、住宅会社によっては家づくりの勉強会を開催している会社もありますので気軽に相談してみてください。
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