注文住宅【2階リビング】の魅力と落とし穴!知っておきたいメリット・デメリット4選

間取り

今回は、「注文住宅【2階リビング】の魅力と落とし穴!知っておきたいメリット・デメリット4選」についてお話したいと思います。

大都市などが狭小地で家が密集していて、日当たりや眺望も悪い場所であれば、自分の自宅は環境のいい家にしようと、2階リビングを採用する方もいると思います。

限られた土地に家を建てる時は1階を車庫や収納にして、2階をリビングするのは普通ですし、

2階からの景色がいい場所であるとか、1階が水害にあうかもしれないリスクのある場所の建替えなどでは、提案する場合もあります。

でも、2階リビングってピンとこないと思いますし、本当に大丈夫かな?と不安に感じる方もいると思います。

そこで今回は2階リビングの新築に20年以上すんでいる方の意見も取り入れつつ、2階リビングにはどういった特徴があるのでしょうか。

2階リビングのメリット・デメリットや注意点について、わかりやすく解説していきたいと思います。

この動画を見て頂ければ、あなたが2階リビングにあっているのか?あってないのか自分で判断できるようになります。

それでは、いってみましょう!

2階リビングのメリット

1.日当たりがいい

2.開放感を得ることができる

3.天井を高く取ることができる

4.プライバシーを確保できる

日当たりがいい

リビングを2階に配置するメリットとして、日当たりが良いことが1番です、例えば隣に同じような家が建っているとか、

狭小地であっても2階リビングでれば、1階よりも日当たりがよくなります。

日中に家族と過ごす時間の長いリビングを2階に配置し、日中にほとんど使うことのない寝室を1階にすると無駄のない使い方ができます。

開放感を得ることができる

1階リビングに比べると視界を遮るものが少ない2階の方が、開放的な眺望を楽しむことができます。

また、2階リビングなら外からの視線を気にすることも少ないため、開放感を味わいながらリビングでくつろげます。

天井を高く取ることができる

2階リビングは室内も開放感を得る事ができます。

屋根の形状を生かし、天井の高いリビングや、勾配天井にすることができます。

また、ロフトスペースを設ける、屋根裏部屋を活用するなど、間取りの組み合わせの幅も広がります。

プライバシーを確保できる

1階リビングでは通行人や近隣住人の視線も気になります、一日中カーテンやシャッター閉めっぱなしなんて家をよく見かけますが、いやですよね?

2階リビングならプライバシーを確保することが可能です。

また、道路側にバルコニーを設けることで、外部からの視線を避ける事もできます。

2階リビングのデメリット

1.子供の様子を見る事ができない

2.夏に室温が暑くなってしまう事も

3.宅配を取りに行くなどの上下移動が面倒

4.費用があ増える

子供の様子を見る事ができない

2階にリビングを配置すると、1階に子供部屋や寝室などを配置する事に。

お子様が小さいうちは、リビングの一角におもちゃを置いたりリビングに併設した和室コーナーなどを

子供部屋として使ったりすることもあるかもしれません。

お子様がある程度の年齢になって、1階の子供部屋で過ごすことが増えてくると、様子が分かりにくいことが課題となることも。

家族の誰かが帰宅しても、リビングを通ることなく自分の部屋に入ってしまうので、家族でのコミュニケーションが取りづらくなってしまいます。

子供部屋の作り方については、別の動画でも解説していますので、そちらを見て下さい。

夏に室温が暑くなってしまう事も

2階リビングのメリットとして日当たりの良さと言いましたが、住宅の性能を考えないと、日当たりが良すぎて夏に暑くなりすぎることも。

立地や家の向きにもよりますが、2階にリビングを配置する場合は高気密・高断熱の高性能な住宅で、断熱性や遮光性を考え設計するようにしてください。

宅配を取りに行くなどの上下移動が面倒

来客や宅配を取りに行く場合、1階玄関まで下りて対応しなければなりません。

その都度の階段の上り下りや、移動が面倒に感じてしまいます。

ただし、これは玄関付近に宅配ボックスを設置して、宅配ボックスに入れてもらうなどの対策をすればいいと思います。

しかし、介護が必要になった場合、2階にLDKや水回りを集めると、介護の際の上下移動の問題が生じます。

あらかじめホームエレベーター設置するとか、計画しておくとかという事が必要になる場合もありますが、いずれにしろ費用がかかります、

費用が増える

宅配ボックスやエレベーターの費用も設置しれば増えますが、2階リビングで、キッチンや浴室など水回りも2階に設けると、

床下の排水経路や勾配が必要になり、構造材増えたり、給排水施工の費用が上がります。

ただしこれは、むちゃくちゃ費用が上がる訳ではなく、およそ20万程度のコストアップでクリアできると思います。

まとめ

最後に今回の内容をまとめます。

2階リビングのメリットは4つあります。

1.日当たりがいい

2.開放感を得ることができる

3.天井を高く取ることができる

4.プライバシーを確保できる

2階リビングのデメリットは4つあります。

1.子供の様子を見る事ができない

2.夏に室温が暑くなってしまう事も

3.宅配を取りに行くなどの上下移動が面倒

4.費用が増える

2階リビングのメリット・デメリットをお伝えしました。普通であればリビングが1階で寝室や子供部屋が2階という場合が多いと思います。

しかし、予算であったり、建替え場所が狭小地で制限がある場合など、どうしてもその環境で設計した場合、2階リビングの方がいい場合があります。

私も、お客さんに提案して住んでいる方もいますし、社員でもいます。

ただ、住んだ後に後悔してほしくないので、メリット・デメリットを含め、今回お話させてもらいました。

工務店さんによっては、無料でプランを作成してくれるところもありますので、今回のデメリットの内容を意識してプラン作成をされる事をオススメします。

ただし営業マンが設計したり、社員が設計する場合がありますので、できれば設計家とコラボしているような、提案力が高い工務店さんをオススメします。

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