働き方としてすっかり定着化した在宅ワーク、子育て世代の在宅でのリモートワーク(テレーワーク)が増えています。
そうなるとやはり欲しいのが仕事に集中できるスペースです。
そこで今回、リモートワークがしやすい家づくりはどんなものなのか、どんなところに注意して作ればいいのかをたくさんの家づくりをしてきた私がお伝えします。
3つの重要な秘訣がありますのでお見逃しなく、ぜひ、最後まで読んでいただければ幸いです。
リモートワークは社会は徐々に私たちの生活に浸透しています。
そのため、これからいつ自分の会社や仕事にリモートワークが導入されるかわかりません。
ぜひ、マイホームの購入を検討している方や、リフォーム検討している方は、参考にしてみてください。
それではいってみましょう!
リモートワークしやすい家づくり3選
1、集中できる部屋やスペースを確保する。
2、音が気にならないように防音性能を高める。
3、テレワークしやすい温熱環境の確保。
では、なぜこの3つの秘訣が重要なのか説明していきます!
1、集中できる部屋やスペースを確保する。
リモートワークしやすい家づくりの秘訣1つ目、集中できる部屋やスペース確保する。
これは人それぞれの性格や業務内容、家族構成、ライフスタイルによって変わります。
たとえば、リビングダイニングや家事クロークなどにあるカウンタースペースでは、奥さまや子どもの声、料理する物音などで仕事に集中できない、ZOOMやGooglemeet会議もしにくい、家族に気を遣わせてしまうとなど問題点が多くあります。
そのため最近の注文住宅では、限られたスペースで独立した空間がほしいという要望が増えており、ハウスメーカーのカタログやホームページでもテレワーク用スペースの提案がよく見られます。
しかし現実問題として仕事専用スペースを確保しようとすると、それだけ家の面積が増え、予算や敷地の広さも考慮しなければならないので、土地選びも重要になってきます。
自己資金の事情により仕事専用スペースを確保できない場合は、子ども部屋や寝室にカウンターを設けるようにする方法がおすすめです。ぜひ、家族会議を開いて作るスペースなど相談しましょう。
2、音が気にならないように防音性能を高める。
リモートワークしやすい家づくりの秘訣2つ目、音が気にならないように防音性能を高めることです。
これは家の中でリモートワーク中に子どもが遊ぶ声や生活音が気になったり、自分の声が外に漏れて周囲に迷惑をかけるなどの対策のひとつでもあります。
やはり環境が整えてある会社と異なり、家族が暮らしている家や、家の周囲からは様々な生活音、外からは車や農作業の機械の音などが聞こえてくるかもしれません。そんな中でのリモートワークはなかなか集中できません。
また実際に、電話やZOOMなどのオンライン会議の声が外に漏れて、隣近所から苦情が来てしまったケースもあります。
コロナは収まることなく今現在も続いている社会では、リモートワークは必要とされています。
私もコロナ対策として電話やオンラインを活用してWEB会議する機会があります。
その際、どうしても声が大きくなることもあります。
そのため、防音性のある窓に変えたり家全体の気密性能を確保する必要があります。
ぜひ、リモートワークがしやすい家づくり目指すなら、担当者に外からの声が伝わりにくく、漏れにくいなどの要望を伝えましょう。
私たちからも書斎を設ける際や、リモートわーきうしていることを聞いた際には、気密性能のお話などおすすめできる間取りを提案していますのでご活用ください。
3、温熱環境の確保する。
リモートワークしやすい家づくりの秘訣3つ目、温熱環境の確保する。
これは家づくりで当たり前のことでもあります。
ほとんどの家庭では、一日中家にいる人は少ないと思います。
習い事や趣味の教室に通ったり、買い物に出かけたりと昼間家を開けたりしますよね。
しかし、一日中家のなかで仕事をするとなると日差しが当たり暑い、日陰で寒いなど季節や時間帯によって集中できない原因にもなりかねません。
もちろん、日中家で仕事することで電気を使用する頻度が高くなります。
電気代は昼間と夜間で比較すると昼間のほうが高くなります。
そういった視点からも家の断熱性能は家づくりの重要なポイントです。
家の断熱性能は工務店や住宅会社によってかなり差があります。
よく、今の家は技術が進歩しているからどの家も一緒と考えるかたもいらっしゃいます。
しかし実際住んでみると賃貸アパートやマンションと変わらないと感じる場合もあります。
住宅ローンなどの自己資金の関係性がありますが、断熱性能と気密性能を加えることで電気代削減に繋がるのでおすすめです。
またZEH(ゼッチ)と言われる省エネ住宅にすること手段もあります。
太陽光発電を使い、生活で使うガスや電力を自力で生み出し、使用する住宅です。
建てる際の費用がかかりますが、長い目で見た際に毎月の支払いが削減できるのでモトがとれます。
とくに電気代は賃貸アパートやマンションより電気のアンペア数が大きく、電気代も倍にあがることがあります。なので、断熱性能のリサーチと省エネ住宅を検討しましょう。
断熱性能のリサーチするポイントとして3つあります。
・どんな断熱材を使用しているのか。
・どんな窓を採用しているのか。
・どんな効果があるのか。
失敗しない家づくりにするためにも、これらを聞いてから、依頼するといいでしょう。
まとめ
リモートワークしやすい家づくり3選
1、集中できる部屋やスペースを確保する。
2、音が気にならないように防音性能を高める。
3、温熱環境の確保する。
リモートワークで仕事する、これからそうなる可能性があると考えると、これから家を建てる方はリモートワークしやすい環境を考えておくと良いかもしれません。
務めている会社からすると従業員が在宅でも働くことが可能であれば、コロナに限らず、育児や介護で退職することが防げます。
また、リフレッシュ就業を取り入れている会社が増え産休育休中や介護休暇中でも仕事ができることからリモートワークを推奨する企業が多くなってきている傾向があります。
会社としても通勤時間や交通費削減になるので雇用主と働く人にとってメリットがある働き方です。
今回紹介した3つの秘訣はリモートワークだけでなく家づくりにおいても重要な材料ですのでぜひ、参考にしてみてください。
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